はじめて投資に手を出した時の話
2007年のある日。
某地方銀行に満期になった定期預金の解約に行きました。
窓口のお姉さんに、ちょっとお時間ありますか?と声を掛けられ、投資信託を勧められました。
直ぐに使う予定の無いお金であったことと、定期預金の利率があまりに低いこと、投資というものに興味が湧いていた時期だったし、プロの人が勧めてくるのだから、いい商品に違いないと楽観的に考えて、商品内容はさっぱり分からなかったけれど、100万円、その場で契約してしまいました…。
「しまいました…」って書いているのは、結果、失敗だったってことです(笑)
やたらと手数料の高い、毎月分配金の出るタイプの投資信託…。
銀行は、顧客に良い商品では無くて、銀行の利益になる商品を勧めてくるってことが分かり、今となっては勉強になったと思っています。
さらに運の悪いことに、契約の数か月後、リーマンショックがあり…。
100万円はなんと半額になりました…。
その当時の私の金融資産は、300万円くらいだったので、かなりショックでした…。
しかし、もう開き直るしかなく、値を戻すまで8年ほっときました。
結果、分配金を含めて、100万を数万超えました。
なので、損は出ませんでしたが、利益としては定期預金に預けたくらいでした。
8年間のハラハラを考えると、定期預金に預けといた方が精神安定上は良かった気もします。
でも、ほんと、そんなに簡単に儲かるものではないと、勉強にはなりました。